ライトコートのある家
「回遊リビングの家」

どこにでもある、普通の住宅街。
32坪の敷地に駐車スペースを設け、建ぺい率や容積率、北側斜線の制約の中で、それぞれの部屋を心地良くしながら、いかにして家事動線を良くして収納を充実させるか。
試行錯誤を繰り返した結果、楽しくて魅力的な住まいとなりました。

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  窓を開け放つと、テラスはリビングの一部のようになり、奥行きのある空間になります。高窓からは陽が降りそそぎ、部屋全体が明るくて、とても心地いい空間となっています。

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  リビングの壁に凹凸をつけて、テレビとデッキ収納をスッキリと納めています。奥のタイル壁の横に窓があり、陽が差し込んだときに、タイルの表情の変化が楽しめるようになっています。

— 今回こだわった部分についてお聞かせください。

自然を感じながら暮らすというところで、陽あたりや風通しを良くして、できるだけ冷暖房を使用しない自然の営みをしたいと思っていました。それ以外にも

• 「明るく開放感のある家にしたい」
• 「過ごす時間が一番多い場所を快適にしたい」
• 「キッチンはなるべく広くしたい」
• 「敷地の中に駐車場を設けたい」
• 「洗面所を広くしたい」等など…。

たくさんの要望を出させていただきましたが、ほぼ全ての希望が叶いました。その中でも、一日の中で一番過ごす時間の多いリビングは、広々とした開放感と大きな窓から差し込む光によって、とても快適な空間となりました。

壁一面の収納でスッキリとした広いキッチン・ダイニングでは、一緒に料理をしたりして毎日楽しく過ごしているそうです。

— 横山建築設計事務所に依頼をした理由をお聞かせ下さい。

横山さんに依頼する前にも、1年ほどマンションギャラリーや住宅展示場などにも足を運び見学していました。建売住宅はどれも似たような構成であったり、ハウスメーカーさんの注文住宅は素晴らしくても予算が合わなかったりと、わたしたちの心に響くものにはなかなか出会えず決め手に欠けていました。そんな時に知人から横山さんをご紹介いただきました。こちらの希望を丁寧にヒアリングしてくださった上で、提案していただいたプランを見た時は、わたしたちの期待以上で、とても嬉しかったことを覚えています。

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  2階の個室へつづく階段はリビングの一部にあり、リビングやテラス、ライトコートを眺めながら上り下りでき、明るくて楽しい生活動線になっています。

  

  ライトコートの夕景は部屋の明かりでとても綺麗です。家の真ん中に外があり、雨が落ちますが、やわらかい光が入って風も抜けます。見て楽しく心地のいい場所で、日中は階段はもちろん北側の奥の部屋まで明るく照らされます。

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  明るいオープンキッチンで話も弾むそうです。ダイニングの壁とカウンター収納は趣味の絵画や陶器を飾るギャラリーコーナーとなっています。

  

  ライトコート、４段分上がったリビングとテラス、２階へ続く階段により、明るくて広がりがあり、立体的な変化のある、とても楽しい眺めとなっています。

— 実際に依頼をしてみていかがでしたか？

建築家の方に依頼してしまうと、先生の作品という意識が先に立ち、希望を伝えにくくなるのではないか、デザイン重視だったりこだわりを押し付けられたりするのではないか、という素人ながらの心配をしていたのですが、実際はまったくそんなことはありませんでした。
打合わせを重ねていくうちに、横山さんが、心地よい空間をつくること、住む人が気持ちよく暮らせることを大切にし、良い意味でのこだわりを持って設計している方ということがよく伝わってきました。快適に生活できるようにと生活導線にも細やかな配慮と適切なアドバイスがあり、その上で見た目にもすっきりとした美しいデザインを提案してくださいました。

ライトコートの周りに部屋を配置して、部屋の奥まで陽が入るようにしたり、スキップフロアにして、大容量の床下収納を造ったりといろいろなアイデアをご提案していただきました。
初めてライトコートの周りにダイニングとリビングを配置した回遊プランを見た時は、わたしたちの発想には全くないもので、驚きと同時にワクワクしたことを覚えています。
広いテラスが、ダイニングとリビングの両方から使えるようになっていて、部屋と外とがつながっているので、とても開放感があります。外壁やルーバーでプライバシーが保たれているので、天気のいい日は、テラスでコーヒーを飲んだり、バーベキューをしたりして、新しいライフスタイルを楽しんでいます。

家を建てるということは、多くの人にとって、一生に一度の経験だと思いますが、横山さんにならお任せして安心だと思います。