間取り

「希望の間取りが取れない!」と悩んでいる方へ

横山 浩介(一級建築士)

本コンテンツ内の画像はイメージであり、当事務所で建築・設計していないものも含まれます。

 

こんにちは、横山 浩介です。

初めてお施主さんにお会いしてヒアリングをすると、土地面積に対して、到底実現できないのではないかというほどのご要望をわんさかと頂きます。毎回そうです(笑)

 

『土地のキャパシティ』を『要望』が上回っている状態ですから、

いくつかのハウスメーカーや建築事務所にはプランニングしてもらったんだけど、希望の間取りが取れなくて困ってるんですよ

となります。

 

「それはそうですよ・・・」

という思いをぐっと飲み込み、あーでもない、こーでもないと明けても暮れてもひたすら考えます。夢に出て来るくらいまで考えます(笑)

 

そして、その苦悩の末にでき上がったプランをご覧いただくと

こんなプランができるなんて!!

とお施主さんから驚かれることがよくあります。

 

その反応が欲しくて、寝る間も惜しんで必死で図面を書き続けるわけですから、私どもとしては努力が報われる瞬間です。

 

 

そのような訳で今回は完全に「手前味噌」となりますが、「希望の間取りを取るために」私どもが心掛けていることやアドバイスできる事を手短に(※)書きたいと思います。

※精神論的な要素が強く、あまり書くことが無いので・・・。

 

希望の間取りを実現するために

 

希望の間取りを実現するためにもっとも重要なことは、

なんとしても施主のその想いを叶える!

と建築家が思うことだと思います。

(いきなり精神論ですみません・・・。)

 

例を挙げて見ていきたいと思います。

 

建坪8.4坪の大空間「都心の超狭小住宅」

 

上記の物件は、敷地面積14坪で建ぺい率が60%なので、建築可能な面積は8.4坪。

その8.4坪に対し、3LDK(開放感のリビング・ダイニング、寝室、書斎、子供部屋)+車庫+ウッドテラス+1坪のお風呂等など、通常ではとても入り切らないスペック・・・。

 

当事務所にご相談いただく前に、ハウスメーカーや複数の建築家からプランをもらっていたようですが、上記のご希望は満たせていないとのことでした。

 

まず2階建てでは絶対的にスペースが足りない。

なので、3階建てにする必要があるが、高度斜線・道路斜線という高さに対する規制があり、その規制のためそのままでは3階建てには出来ない状態でした。

1階部分を完全に地下にしてしまえば3階建てが実現できますが、敷地の広さの問題でドライエリアを確保できない。

ドライエリアがないと光も風も取り込めないため、湿気の問題が出るなど、住み心地が良くなくなってしまいます。それは望ましくありません。

 

高さの制限がある以上、1階部分は地下に埋める必要がありますが、ドライエリアが確保できない以上、光と風を取り込めるように出来るだけ1階部分を地上に出す必要がある。

逆に言えば、「1階部分を1メートルだけ地上に出すことさえできれば」希望の間取りに近付ける。

 

通常のルールでは1階部分を1メートル地上に出すと、高さ制限に引っかかってしまいます。通常のルールなら無理でも、天空率という緩和条件を使えば実現できるのではないか!?

 

天空率とは

天空率(てんくうりつ)とは、おもに建築設計において、天空の占める立体角投射率のことをいう。

ある地点からどれだけ天空が見込まれるかを示し、100%が「全方向に天空を望む」状態、0%が「天空がすべて塞がれた状態」である。

建築基準法において、建築物の立体形状に対する制限の一要因という位置づけとなっているが、これは平成14年建築基準法改正において斜線制限の緩和条件として盛り込まれたものである。

そこでは、斜線制限の範囲内で建てられる建築物と同等以上の天空率を建築物の周辺で確保できることが緩和条件となっている。

Wikipediaより引用

 

Wikipediaを読んでもよく分からないですよね・・・。

天空率とは、敷地と建物の形状などを複雑な計算式に当てはめることによって、(場合により)高さ制限などの緩和を受けることができるものになります。

 

建物の位置や形状をいろいろ変えて調整しながら、試算を何度も繰り返して、ギリギリで高さ制限をクリアすることに成功!

 

 

必要なスペースは確保したので、次はより詳細な間取りを引いていきます。

お施主さんの希望だけにとらわれずに、生活動線・光の入れ方・風の通し方など、お住まいになるご家族の生活風景をイメージしながら、プランニングしていきます。

プランニングするときは、大袈裟ではなく「1cm単位」で自問自答しながら格闘しています。

 

そんな格闘の末に「遂に理想のプランが出来た!」と思ったところ、構造計算をすると、従来の施工工法ではどうしてもリビング・ダイニングの大空間に存在感のある柱や梁が必要になってしまう。

もっとスッキリした空間にしたいのに・・・。

 

高さの問題をクリアしたと思ったら、今度は柱や梁が無い大空間を実現できる施工方法をあれこれ模索することになるのですが・・・。

 


 

上記は一例ですが、限られた敷地の中でお施主さんのご要望に全力で向き合い、「出来るベース」で考え、いかにして実現するか。

 

私どもの全ての知識と経験と知恵をフル動員して、「一棟入魂」の精神で図面を引く。

「希望の間取りを実現するためには」そんな“情熱”が必要なのかなと思います。

 

もちろん情熱があっても、知識や経験が少ないと実現するためのアイデアも限られてしまうので、建築家として長年積み重ねて来たモノも大切だと思います。

 


 

もちろん全ての要望をいつも100%満たせる訳ではありません。

ただ、その場合も期待を裏切るつもりはありません。「こうでなくてはダメ」という固定観念から脱却し、新たな発想に基づいて「こういう風にしたらいかがでしょう」と別の切り口でご提案させて頂きます。

 

まとめ

 

希望の間取りを実現するためには、お施主さんの立場からすると、情熱を持って取り組んでくれそうな建築事務所を見付けることなります。

 

「えっ、そんなこと!?」と思うかもしれませんが、それが一番重要で、それが思っているより難しいことだと思います。

 

皆様が情熱を持った良い建築家さんと出会えることを願っています。

 


 

「一棟入魂」の精神で取り組んでおりますので、一棟ごとに時間を掛けています。
そのため、タイミングによっては承ることができなかったり、お待ちいただくこともありますが、ご相談はいつでもお気軽にどうぞ。

 

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